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不思議な男性と出くわした数日前のこと
確かめようという気持ちもあったし、いやに美味しそうに見えてたからというのもあって、その珈琲屋さんに再び。メニューを見て、それらしい同じであろうというものを頼む。すると店員が目の前で作って、やがて目の前に出されるのだけれど、先日見たものとは全然違っていた。メニューを見直して、可能性のありそうなものをイメージするけれど、やっぱりこのメニューしか無いという結論に至る。けれど、あの男性が飲んでいた「それ」ではないのだ。同席していたYと確認したが、私たち2人は同じものを見ているようだったし、その男性が飲んでいたグラスの中に広がる薄茶色と白の1:1になった2層の飲み物はやはり美味しそうに思えていたと。(笑) 男性がアレンジを頼んでいたということも無かった。…ということで、私たちはこの現実で、あの飲み物には出会うことが出来ないらしいことを知る。

あの体験というものが、私たちが居るところに突然やってきた現象であった可能性と、私たちがそれが居る、ある、世界へと突然移動していたのだという可能性と、さらには他にも考えてみようか…というふうに、体験したことを無条件に前者に固定できなくなってしまった、ということになった。
何度も頷きながら、似てもいない自分が頼んだ飲み物をいただきつつ、それはそれで美味しい気もするけれど残念だなと思いながら、店内を観察する。別に変なところは無い。そこで起きていることや音がよく聞こえるしよく見えるし、今日はよくある普通の時間の流れだな、と思う。あの日はどこか何か違っていたのだよな…とその感触を手繰り寄せて思い出そうとしながら、ちょっとその空間の気配を懐かしむ。
あの時の「私」が今この瞬間の私とは違っていた、ということなのだろう。見よう見ようと、確認しようとしている今のこの瞬間の私にはそこへの渡りはつかないだろう。そんな自分に笑えたのだった。


2018.10.10 Wed l 散歩道に l COM(0) TB(0) l top ▲

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