意識して「吸って」「吐いて」を繰り返し、二つの動きとその間にある境目に何が入っているのかを考えたりしましょう。たくさんしてきた呼吸で、今もしている呼吸で、これからもしていく呼吸です。誰もがしている呼吸です。
けれど3歳の頃から長く喘息だった私は、大人になってからも「呼吸」がうまく出来ているとは言えない状態でした。いろいろなことに取り組み、練習してきました。呼吸に直接関わることも、直接的ではないものもあります。何を吸い込み何を吐き出してきていたのか、ということも考えさせられました。どのような思いで自分が吐いて、吸ってを無自覚に繰り返しているのかを考えさせられました。そこに積極性を発揮していいのだということを知らない時代がありました。
人生を生み出している、とも言える呼吸、それはどこまでも重要です。