ひとりでいられない人は、自分の感情の肩代わりのようなことを一緒に居る人に無自覚にさせようとすることが少なくないでしょう。特定の誰かに執着し固執し、むさぼるように自己の満足のために欲しがり続け、さらにはその相手に感情をぶつけたりして。これは依存であり、大きな甘えです。欲しがっている自分の叫びを自分が受け取ることに気が付けず、その感情に無自覚に同化してしまい、くれくれ魔神になっていきます。こういう人が一人で居る時には、自分の人生に何も起こそうとしない、を行動するでしょう。かまってほしいばかりの自分の感情に少しでも本気で近寄れたなら、ひとつコマは進みます。そんな自分を責める必要もありません。
頭で考えるどうしたらいいか、ではなくて、ただただ今ここにある自分の内側からの溢れてるものを否定せず正面から受け取ることに意識を向けようとするほうが、近くなる。自分に。
重要なのは「解決」じゃなく、あるがままそのままの傷だらけ泥だらけであろう自分自身を少しずつ受け入れてゆく過程です。
宇宙は、どこまでも解き放たれていいということを教えてくれていると思います。望むならどこまでも縛られていていいということでもあるでしょう。
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