最近観た映画は「メッセージ」というSFドラマです。
カナダのドゥニ・ビルヌーブ監督が、ある日突然地球に現れた異星人とのコンタクトを描いた米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を映画化したものです。突如として地球上に現れた巨大な球体型宇宙船と生命体。言語学者のルイーズが謎の知的生命体との意思疎通へ挑み、人類に何を伝えようとしているのかを探っていく…というお話。
私は時折、自分というものを縛っているものや固定観念ということについて考えていて。私たちが疑うことなく学んで習得する母国語、そしてあらゆる言語、その言語の持つそれぞれの意味というものには私たちは無自覚に縛られているよね、と思っていたのですが、そんな時にこの作品に出会いました。
新しい言語をそのカタチと意味を知っていくことで、私という存在の思考や思うこと、発露するものさえ変わっていくのかもしれない。縛っているものについてたくさん知ることで、よりそうではないものについてもっと知っていけるかもしれない、ということで、また探すことを楽しんでいます。変性意識上で記号や文字と出会っていく重要性ということについても思い出しています。

2017.06.22 Thu l シネマ l COM(0) TB(0) l top ▲
直近で見た映画はですね、例えば
片渕須直監督の「この世界の片隅に」
ティム・バートンの「ミスペレグリンと奇妙な子供たち」
あの『セッション』のデイミアン・チャゼル監督の最新作「LA LA LAND」
シドニー・ポラック監督の「愛と悲しみの果て」という感じです。
この中で一番いいのはダントツ「愛と悲しみの果て」です。これは1985年公開で、私がまだ10代の頃でした。メリル・ストリープとロバート・レッドフォード主演。今回は様々な映画館でやっている「午前10時の映画祭」での上映で先日観ることができました。
たぶん大人になってから見るといい映画です。無自覚に天の父を求める女性と大地の母を求める男性が、地上で近付き過ぎるといつの間にか欲しがりすぎて、具体的なものを求める女と括られると死んじゃいそうな心持ちになる男との葛藤とか。望んではいないのにお互いを傷付けてしまうその有りようとか、与えることと受け取ること、ゆだねることや依存と自分で立つこと、小さな社会で生きる人と大いなる自然の中で生きる人、誰かの心の中に生きるってこと、となどなどアフリカの大地での物語です。これ以上の説明はやめましょう。原作は「アフリカの日々」でイサク・ ディーネセン。デンマークの女流作家で彼女の実話です。他にも彼女の作品は映画化されていて「バベットの晩餐会」は好きな作品です。
ちなみに私の出生図の火星は射手座です。高校の時には映画同好会におりました。

2017.03.02 Thu l シネマ l COM(0) TB(0) l top ▲